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校塾連携活動

灘校和田孫博校長先生と東大寺学園森宏志校長先生との座談会

新春スペシャル座談会(3845KB)

塾ジャーナル 2020年1月号より抜粋

創塾35周年記念講演会

創塾35周年記念講演会に配布された資料(2048KB)

創塾35周年記念講演会に配布された資料はここからダウンロードしてお読みいただけます。

近大付属教育講演会

2014年6月7日に近代附属教育講演にて、国際教育学会学会誌掲載論文の講演をしました。
詳しい内容は学会発表の頁に掲載しました。

近大付属高校 文理コース2年 生徒保護者対象教育講演会

2013.11.7 近大本館7階ホールにて

教育ネット要覧出版記念講演-下村文部科学大臣とー

2013.9.22 市ヶ谷アルカディア私学会館にて

国際教育学会 第8回シンポジウム

2013.9.14 京都大学基礎物理学研究所 湯川秀樹記念館

大阪府立八尾高校 講演

八尾高校生を励ます(1) 2012.12.25 同窓会館ゆーかりホールにて

八尾高校生を励ます(2) 2013.12.25 同窓会館ゆーかりホールにて

公開初任者研修 2012.5.24. 八尾高校 校長室 にて

2月と5月に大阪府立八尾高校の杉尾哲校長先生と首席の黒田和男先生が私の教室を来訪されました。校長先生のお話では『八尾高校には歴史と伝統がありますが、それを大切にしつつも八尾高生の学力をより一層伸ばしたい。また残念なことですが、どうしても高校生活に行き詰まる生徒が出てきます。その時どのようにその生徒と個別に向きあうべきか。更にはそのような生徒を出さないように学校全体としてどう取り組むべきか。』といった点で、私の教室での学習指導や生徒・保護者との関係について参考にしたいとのことでした。
私は普段教室で使っています教材を披露し、日常の生徒との触れ合いについて具体的な例を挙げて正直にお話いたしました。先生は、特に数学の『カード式例題演習』に興味を持たれた様子でしたが、『ぜひ内の先生方に直接話を聞かせていただきたい』と依頼を受け、結局5月24日(木)に『公開初任者研修』という場で90分間話をすることになりました。
15名の先生方と校長室の大きなテーブルを囲み、前半は『生徒と先生のより深い信頼関係を構築するために』、後半は『八尾高生の実力をより伸ばすために』という2点に絞り、それぞれできる限り多くの具体的な例を挙げて話を始めました。その概略を述べますと、○信頼関係が希薄なところでは学習指導も生活指導も十分には出来ないこと。深い信頼関係構築のためには普段からどのようなことに心を配るべきなのか。○私の教室で使っている教材は全部市販されている普通のものだが、大切なことはその使い方とそれを使う生徒の意識の持ち方だろうと訴えました。○入学段階での早い時期に大学進学や勉強に対する意識づけ・動機づけをし、生徒に安心感と学習意欲を与えることの大切さ、○また従来型の『補習』ではほとんど効果は期待できないことから、『補習』のやり方を180度転換すること。すなわち目に見えた形で『実力の蓄え』を提示し、それに向かって生徒が自主的にそして継続的にやる『補習』こそが、生徒に真の実力と自信をもたらすこと。○実際は『やらされている』勉強を、生徒自身の方では『自分がやっている』という主体的な意識を抱かせることが重要であり、そのためにはどうすべきか、注意点とともにお伝えしたこと等でした。持参した手作りの資料をもとに70分間話し続け、最後に20分間の質疑応答の時間を設けましたが、先生方の熱心な質問が相次ぎ、質疑応答の時間が1時間にも及びました。私は質問を受けながら大変嬉しく思っていました。
時間が許せば、学校の先生方がそれぞれの教科において活躍できる場を設ける方法や、最近新鮮味が乏しくなってきた公立高校の塾長対象の学校説明会のやり方などについても言及したかったのですが、とても時間が足りませんでした。
34年間、妻と二人で積み上げてきた『塾教育』の経験と実績が、学校教育の場でもお役に立つことが出来れば幸甚です。学校と塾との垣根を取り除き、学校の先生と塾の先生とが手を携えて教え子の指導に当たることを、私は従来から望んでいます。その成功例もお話いたしました。ですから今回、公立高校の先生方を前に話をさせていただく機会を与えていただいた杉尾校長先生と黒田先生には感謝しております。八尾高校で4~5年間その後奈良学園では7~8年校長先生をされた野村利夫先生は、親しくお付き合いをしていただき、私が尊敬している校長先生のお一人ですが、『同じ目的を持った教員が10人いれば、それは実現できる』とおっしゃっていたそうです。八尾高校は残念ながら『トップ10(進学指導特色校)』には選ばれませんでした。しかし、JリーグではJ1とJ2の入れ替えがありますように、もしトップ10にもそのような入れ替え制があるならば、その中に入れるだけの進学指導実績を有し、学校と家庭あるいは先生と生徒・保護者との『非常に身近で深い信頼関係』が他の高校に比べて群を抜いており、『学んでみたい高校』として生徒や保護者の心をつかむような『新生八尾高校』になっていただければと期待しています。陰ながら地元の高校を私は応援したいと思っています。

浪速高等学校『須原組』3年間の特命講師

浪速高等学校『須原組』3年間の特命講師

 9月3日(月)浪速高等学校・中学校のおよそ90人の先生方を前に教育講演をいたしました。理事長木村智彦校長先生とは、母校高津高校時代の民間校長になられた時からのお付き合いがあり、前号第126号の『教室だより』をお読みになった先生から講演の依頼を受けた次第です。『私が校長に就任して、この6年間で浪速高等学校・中学校は半数以上に当たる四十数名の教員が新旧交代しています。今や平均年齢は37歳です。若い先生方は情熱があり何事にも熱心に取り組みますが、経験不足という点は否めない。考えてみれば私立校は大きな塾の延長みたいなものです。担任教師は自分のクラスの塾長と考えることもできる。個人塾での長年に渡る指導の経験を若い先生方に話してやっていただきたい!』と言われ、『主体的学習への動機付けと信頼関係の構築――須原英数教室の34年から』というテーマをいただいて話をいたしました。
 写真を見ていただければおわかりだと思いますが、質疑応答の後も若い先生方が列をなして質問や教育相談に来られ、その後再び30人ほどの先生方と座談会のようなひとときを持つという素晴らしい経験も味わいました。木村校長先生や講演を聞いて下さった先生方からはご丁寧な心温まるお礼状も拝受していますが、私の方こそ若いエネルギーをいただいた思いで、講演をさせていただけたことに感謝しております。ありがとうございました。

金光八尾中学校・高等学校 講演

2012.7.4 金光八尾中学校・高等学校 研修室にて

7月4日(水)午後1時より、学校で指導的立場におられる運営委員会のメンバーと教科主任のおよそ20名の先生方に講演をいたしました。質疑応答の時間を20分取っておりましたが、非常に熱心なご質問が相次ぎ、90分の予定が3時間近くになってしまいました。
5月2日に本荘忠彦校長先生と栗山定幸副校長先生が教室を来訪されて、
 
●子供や親との信頼関係があってこそ学力向上が期待できる故、私が教え子に学習への意欲(やる気)をどのように引き出し・高め・持続させているのか、その具体的な話。
●金光八尾中学校・高等学校の生徒の学力をより一層伸ばすために、外(塾側)から見た意見。特に教科指導を中心にした話。
●日々の放課後講習、長期休業日中の講習、3年生の受験対策講習など、講習にはかなりの時間を費やしているが、より効率的・効果的な講習のあり方についてのアドバイス。
 
といった点についての講演依頼がありました。
 どれほどご期待に添えた話をできたかどうかわかりませんが、話を聞いていただいた先生方全員の感想や意見等をA4用紙7ページにまとめられて、その資料を私の方にまで届けていただきました。私にとりましてはこの上ない貴重な資料でした。もっと厳しいご意見があるのではと覚悟をしておりましたが、好意的なものがほとんどで安堵いたしました。
 金光八尾中学校・高等学校に通う教え子たちの話からは、私の意見を取り入れていただけたのかなと思える取り組みも始まっている様子で嬉しく思っています。府立八尾高校ばかりでなく、地元の高校を応援すべくこれからも微力を尽くしたいと考えています。
 ありがとうございました。
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