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寄稿

【寄稿】学習塾百年の歴史―塾団体五十年史―

全日本学習塾連絡会議「学習塾百年の歴史」編集委員会, 2012.4)

この度、立案から6年余りの歳月を経て『学習塾百年の歴史―塾団体五十年史―』が完成いたしました。『記念誌』ではなくて『記録』として残す『歴史書』です。全国の学習塾の団体の上に『全日本学習塾連絡会議』を設置し、この会の下に埼玉県調布学園塾長佐藤勇治先生が編集長となり、全国24人の編集委員の手によるものです。大学の先生、私立・公立の学校の先生、塾の先生、教育関連企業の方々等、教育界挙げての協力によるものです。当初450頁の予定が1170頁に増え校正に予想以上の時間がかかったこと、東日本大震災により東北地方の塾の先生方の原稿が予定通りに集まらなかったことなどの影響で、発刊が半年ほど遅れましたが、様々なデータや貴重な学術論文等も含まれています。国立国会図書館を始め、全国多数の図書館に寄贈されます。
 毎回東京で開かれる編集委員会には中々参加が叶わず、とても真面目な編集委員とは言えませんでしたが、第10回目にして初めて出席した私は、自分が近畿地方の編集委員では唯一人であることを知りました。我が身を反省し、編集長の要望に沿って、灘・東大寺・府立北野の各校長先生と、五ツ木書房への原稿依頼等に参りましたが、いずれの方も寄稿を快諾していただきありがたいことでした。
 多くの塾の先生方の寄稿がありますが、何の役職も引き受けたことがなく、まったくの個人の立場で書いているのは私くらいかもしれません。『ユニークな個人塾』として、塾の世界では認められたのかなと嬉しく思っています。
 以下に目次の冒頭部分と私の原稿を載せます。
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